ESXi 7.0 Update 3cがリリースされました。(2022年1月27日)https://docs.vmware.com/en/VMware-vSphere/7.0/rn/vsphere-esxi-70u3c-release-notes.html
以前のリリースに問題があったようで、ESXi 7.0 Update 3、7.0 Update 3a、7.0 Update 3bは削除されています。
そろそろESXi 7.5がリリースされるのか・・・?(毎回言ってる)
深刻度”Critical”の修正
- VMware ESX vibの修正
esx-baseなどの根幹となるシステムのバグフィックスが主となっています。
不具合修正・機能追加ピックアップ
今回は機能追加ほぼありません。
・Deprecation of localos accounts:
localosというアカウントの使用が非推奨になったようです。将来的には削除される予定だそうで、これを利用しているアプリケーションなどがあれば、要対応となります。(なんだこのアカウントは・・・)
・If you use a vSphere Distributed Switch (VDS) of version earlier than 6.6 and change the LAG hash algorithm, ESXi hosts might fail with a purple diagnostic screen
vSphere 7.0 Update 1以降のシステムでvSphere 6.6 以前のvDSを使用し、LAGハッシュアルゴリズムを変更すると、ESXiホストがPSODで失敗する不具合があったようです。
普通に後方互換はあるので困りますね。この手のバグは結構多い気がするので、アップデート直後の挙動は注意が必要です。
・After upgrading to ESXi 7.0 Update 2d and later, you see an NTP time sync error
ESXi 7.0 Update 2d以降にアップグレードした後、vSphereClientでエラーが表示される場合があったようです。
条件は不明ですが、謎の通知が出ていても正常なこともある・・・
・The /locker partition might be corrupted when the partition is stored on a USB or SD device
USBおよびSDデバイスを使用している場合、VMwareToolsおよびコアダンプファイルを格納するデバイスの特定パーティションが破損する可能性があったようです。
大人しくESXi用のディスク買っておこう。本当に。
・Virtual machines might fail when rebooting a heavily loaded guest OS
ゲストOSの再起動がvSphere Clientなどから開始されると、仮想マシンに障害が発生し、vmxダンプが生成される場合があったようです。
これが発生するのは稀ということですが、vSphere Clientから再起動操作をする方ってどれくらいいるんでしょうか?
(個人的には、Windowsが特に怖いのでゲストから落としたりするようにしていますが。。。)
その他、セキュリティに関する更新が多いためこちらのパッチへのアップデートを検討したほうが良いでしょう。
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