2022年5月26日に界隈では結構反響の大きいニュースが飛び込んできました。
シンガポール・米国に拠点を置くブロードコムという会社がVMwareを買収したようです。
ちなみに、ブロードコムは世界第六位の半導体メーカーです。
(https://investors.broadcom.com/news-releases/news-release-details/broadcom-acquire-vmware-approximately-61-billion-cash-and-stock)
VMware NewsのTwitter
(https://twitter.com/vmwarenews/status/1529781990584483840)
ざっくりまとめ
- VMwareを無線・半導体大手のブロードコムが買収
- 既存の顧客には(恐らく) 影響はない
- 今後のライセンスの買い方とかは変わってくるかも (サブスク形式など)
- Broadcom製品群はVMwareにリブランドされる
所感
VMware社の負債が1兆を越えていたとのことで、バランスシート上あまりよろしくなかったのかな、と想像できます。これも引き取ってくれると聞いて、結構トントン決まったんですかね。
利用者目線で考えると、VMwareがもし倒産するようなことがあればサポートが受けれないなど割りとえげつない影響を受けますので、基本的には歓迎でいいと思います。
但し、ブロードコムが2019年11月に買収した、シマンテック社(SEPとかで有名)のケースが少し悪評高くなっています。
シマンテックの場合は、半年経たずに一部をアクセンチュアに売られたり、日本語のサポートが打ち切られたり、ヘルプやサポセンの品質が落ちたりしたようで、これにVMwareがならなければいいのですが、、
流石に日本語打ち切りになると結構なハレーションが起こる気がするため、慎重になるとは思います。
あと関連があるかは不明ですが、CAという会社もブロードコムメンバーでして、この会社はCA arcserveという製品を出していました。(今は事業売却しています)
今はarcserve UDPなどの製品が主流ですが、このあたりの連携が進めば更に便利になるのではないかと勝手に想像してます。・・というか買収されそう。
追記
後で気付きましたが、VMware Customer Newsからちゃんとレターが来てましたね。

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